９月13日、村本ひろや区議は一般質問を行い、インボイスの問題や介護保険の問題、新型コロナ感染症対策について、山本区長の姿勢や認識を質しました。
インボイスについては、制度中止を求めるオンライン署名数が国内最多の52万人以上を記録し、個人事業主やフリーランスの方などからの反対の声が大きく広がっています。
村本区議は質問で、区として制度の中止を求めることや業者に対して十分な支援を行うことを求めました。しかし、区長は中止を求める考えはないとし、業者に対する支援も今のままで問題ないとの姿勢を示しました。一方で、区が発注する契約については、インボイスを発行する業者と発行しない業者で差別させないことなどを約束させました。
介護保険については、厳しすぎる要介護認定の改善や利用料や保険料の負担軽減が切実な問題となっています。また、墨田区では、介護保険サービスの日常生活支援で、２週間に1回やることが推奨されているエアコンのフィルター掃除が対象になっていないなど、サービスにも制約があるのが実態です。そうした介護保険サービスの改善と負担軽減を区長に求めました
が、いずれも取り組む考えがないことを示しました。
また、区内で新型コロナの感染者が急増する中、区が独自に検査を行うことなど、コロナ対策の抜本的拡充を求めましたが、今の対策の継続で十分との姿勢を示しました。
