12月13日の本会議で11月議会に提案された議案のうち、反対する条例案や補正予算について討論を行いました。
山下区議は「コロナ危機のもとで、医療、介護、保育など命を守るケア労働の重要性が再認識されている中、区立保育園の民営化を進めてきたがコロナ危機の教訓も生かして、公的保育の充実を図るべき。ひきふね保育園については現在、公設民営となっているが公的責任を完全に放棄して民間に移譲するようなことはやめるべき」、「八広児童館の指定管理の指定について、株式会社は社会福祉法人とは性格が違い、利益の追求が第一となる。福祉施設の指定管理は見直すべき」と主張。さらに、「墨田区立緑図書館、立花図書館、八広図書館の指定管理者の指定について、直営に戻した自治体も出ている。図書館法の国民の教育と文化の発展に寄与するという目的を誠実に履行するためにも区が直接運営し、地域に根差した図書館にしていくべき」と指摘しました。
<すみだ区議団ニュース 第517号より>