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としま剛区議が本会議で一般質問
墨田4・5丁目の高台まちづくり問題 としま剛区議が一般質問で質す
11月28日の一般質問で、としま区議は「密集市街地の高台のまちづくりは、大規模な区画整理が必要なり、墨田4・5丁目の全域に重大な影響が出る。水害対策としては現実的ではない」と区の見解を質しました。
区長は、「鐘ヶ淵駅周辺地区における高台の街づくりについては、多くの関係者や地域の方の理解と協力が重要。地域の意見や要望を丁寧に聴きながら、水害対策としての高台街づくりの必要性について、慎重に検討していく」と答えました。
向島保健センターは存続を
としま区議は、「向島保健センターが来年廃止になった場合、新保健施設へは約4キロの距離があり、利用者の利便性が損なわれる」と指摘。「同センターは子どもの健診や育児相談など、年間約5千人の方が利用している。アウトリーチ(訪問や出張など)やDX(デジタル技術での業務改善等)などでは対応できない検査機能などは北部の地域に残すべき」と区長に迫りました。
区長は、「新保健施設への統合を見直す考えはない」と従来の答弁を繰り返しました。
旧向島中学校の跡地利用地域協議会を設置し検討を
としま区議は、「学校跡地は地域コミュニティの中心地であり、貴重な地域の財産である。地域の皆さんを中心とした協議会などを設置して、旧向島中学校跡地の利活用について検討を進める」よう改めて求めました。
区長は、「協議会などの設置は考えていないが、地域住民や事業者、専門家などのご意見を伺いながら検討を進める」と答弁しました。