墨田区横川に新しくすみだ保健子育て総合センターがオープンしましたが、そこに不登校のお子さんの居場所づくりや学習支援の場として「教育支援センター」が設けられています。
しかし、同センターは区立小中学校の児童、生徒しか受け入れておらず、都立や私立などの小中学校の児童、生徒は受け入れておりません。東京都はそういった施設を設けておらず、区立小中学校以外で不登校になっている子どもは行き場を失ってしまう状況です。なお、近隣区の同施設は、ほとんどが区内在住であれば学校の区別なく受け入れています。
山下ひろみ区議は、この問題を子ども文教委員会で追及し、学校の区別なく受け入れるべきだと迫りました。けれども教育長は、区立学校以外との連携は難しいなどと弁明し、区立小中学校の児童・生徒以外の受け入れをかたくなに拒否しました。
墨田区の掲げる「こどもまんなかすみだ」「誰一人取り残さない子ども・子育て支援」は、一体どこにいってしまったのでしょうか。