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「国連憲章違反を糾弾」の一点で国際社会が結束を
としま ウクライナ侵略を終わらせるため、「民主主義対専制主義のたたかい」などと、あれこれの「価値観」で世界を分断するのではなく、「ロシアは国連憲章を守れ」の一点で共同を広げることが重要。区は、人道的支援などにどう取り組まれてきたのか。
区長 区議会とともに、「ロシアによるウクライナ侵略を非難する声明」を出した。「ウクライナ避難民相談窓口」を開設し、全庁連携の下、支援体制を構築した。
「戦争する国」づくりに反対を
としま 岸田政権は、敵基地攻撃能力の保有、軍事費の2倍化、9条改憲などを進めている。「5年以内に軍事費を2倍の11兆円以上に」と言うが、財源は消費税の増税か、社会保障費の削減となり、暮らしが押しつぶされる。「軍事対軍事」の危険な道を進むことには反対すべき。
区長 国防に関して、一自治体の長である私の意見を述べることは控える。
憲法9条を 生かした平和外交へ
としま 東南アジア諸国連合・アセアンは、アメリカ、中国、日本なども参加している「東アジアサミット」を強化して、友好協力条約に発展させようという構想を明らかにしている。日本は、アセアンの国々と手を携えて、東アジアを戦争の心配のない平和な地域にしていくため、積極的な外交努力が強く求められている。
区長 外交に関して、一自治体の長である私の意見を述べることは控える
<すみだ区議団ニュース 第520号より>