包括的性教育とは、「性は人権」「ジェンダー平等」の立場で、互いに性を尊重する人間関係を築くことを目指すものです。2018年改訂された「国際セクシャリティー教育ガイダンス」に示されています。共産党は公教育に人権・ジェンダー視点に立った包括的性教育の推進を位置付けることを議会でも求めてきました。被害を未然に防ぎ、根絶していくために、暴力を生む社会通念そのものを取り除くためのジェンダー平等教育も推進する必要があります。
区教育委員会は「ジェンダー平等の推進や、被害を未然に防止し、根絶していくためには、人権教育の充実を図っていくとともに小・中学校での性教育において、学齢期に応じた正しい知識を学ぶことが重要であると考えます」との見解です。
2月14日の本会議質疑のあと、墨田区は2月24日、「すみだ保健子育て総合センター」で包括的性教育に関する講演会を実施。墨田区は今後も包括的性教育を推進していく方向となりました。
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