国保料引き下げなど、くらし最優先の予算に

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日本共産党区議団が来年度予算要望書を提出

 日本共産党墨田区議団と同地区委員会は12月2日、「2020年度墨田区予算編成に関する要望書」を山本亨区長に提出しました。この予算要望書は、区民アンケートや生活相談活動、各団体などから寄せられた切実な要求をまとめたものです。

 予算要望では、はじめに高柳東彦区議団長が、予算要望の基本的な考え方について、「消費税増税が区民の暮らしと営業に重くのしかかっている。区政が、悪政の防波堤として、暮らしを守る役割を果たすことが強く求められている。貧困対策や国保料などの負担軽減策に取り組むべき」と強調しました。

 次に、国民健康保険料や介護保険料の引き下げ、公的住宅の増設や家賃助成の創設、学校給食費の無料化と公会計化、高齢者補聴器購入費の助成制度の拡充、紙おむつの持ち帰らせをやめ、園内処理を行うこと台風などの災害対策の抜本的強化など、18項目の重点要望をはじめ、188項目の予算要望について説明し、その実現を求めました。

 山本区長は、「区民の暮らしを良くしたいとの方向性は一致している。何ができるか検討したい」などと述べました。

<すみだ区議団ニュース 第504号より>

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