プライバシーを侵害する マイナンバーを積極的に活用する区の姿勢は見直すべき としま剛区議が討論

討論を行う、としま区議

 9月30日、各議案の採決にあたり、反対する条例案について、としま剛区議が討論を行いました。(写真)

「マイナンバーに紐づけする特定個人情報を利用する事務を、保育所の入園申し込みや、児童育成手当の申請などに広げようとする」条例について、としま区議は「紐づけされる個人情報が拡大すればするほど、プライバシーに対する脅威も拡大する。情報漏えいのリスクも高まる。区民の利便性が向上するというが、その多くは区民にとって一生に1度か、数回程度の手続きだ。さらに、特定個人情報は、より厳格な管理が求められるため、費用対効果の面も含めて、行政内部での運用が効率化されるとは限らない」と指摘、マイナンバー制度を積極的に活用しようとする区の姿勢を抜本的に見直すよう強く求めました。

<すみだ区議団ニュース 第502号より>

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