区の予算案=暮らしを守る姿勢がない はらつとむ区議が厳しく指摘

 3月19日、墨田区議会第1回定例会に提案された議案の採決にあたり、はらつとむ区議が討論に立ちました。

 はら区議は、「区の予算案には、全区立中学校へのエアコン整備など、区民要求に応えた施策もある。しかし問題は、深刻な暮らしを守る姿勢がないことだ。国民健康保険料と後期高齢者医療保険料をさらに値上げし、高すぎる介護保険料も引き下げようとしていない。一方で、大学誘致のために、旧中小企業センターの大規模改修に総額で約30億円もつぎこむ。東武鉄道の利益拡大に貢献する、高架下周辺の開発や観光回遊路整備などに多額の予算を計上している」と批判。

 また、はら区議は、「学校給食は、教育の一環として役割がますます重要になっている。給食費は、年額4万5千円から6万円と、保護者が学校に納める納付金の中でも高額な部類であり、その助成は、子育て支援や少子化対策としても重要だ。わが党は給食費助成条例を提案したが、区として無償化に踏み出すべき」と強調しました。

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