危険な旧向島中学校・校舎の早期解体と住民本位の跡地利用を ―としま剛区議が一般質問―

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一般質問

一般質問を行う、としま区議

 11月30日、としま剛区議が一般質問に立ち、保健所の体制強化、旧向島中学校の利活用について、山本亨区長に積極的な対応を迫りました。

コロナ終息に向け保健所の体制強化を
向島保健センターの廃止は見直すべき

としま ①保健師や医師、検査技師など専門職を正規職員として増員し、体制強化を図るべき。②向島保健センターは東京都との取り決めで、あと12年存続させなければならない。今、新型コロナ危機のもと、財政効率優先で、自己責任を押しつける政治や社会のままでよいのかが、厳しく問われている。廃止についても、再検討することを改めて要求する。

区長 ①今後の感染状況等も見極めながら、適正な定数管理の下、必要な人員を配置する。②向島保健センター廃止の見直しについては、両保健センターと、保健衛生担当を1か所に集約することにより、保健所としての役割を最大限発揮することが可能になるため、計画を見直す考えはない。

危険な旧校舎は一日も早く解体すべき

としま 旧向島中学校校舎は、値が程度で、大地震が起こった時には崩壊の危険があると言われている。校舎の北側には狭隘な道もあり、民家も近接している。危険性のある建物は一刻も早く除去すべき。

区長 用途廃止が決定した施設について、速やかに次の用途を検討し、除却等を行うことで、維持管理費の削減を図るとしている。状況等を把握し、可能な限り早期に除却できるよう検討する。

旧向島中学校の跡地利用は区民の意見を聞いて

としま「地域の声を聞き、地元に役立つ施設を作るべき」との2017年の私の質問に対し、区長は「未利用地の有効活用の観点から、売却や貸し付け等も含め検討していく。方向性が決まった段階で、地域のご意見を伺いたい」と答弁された。「基本計画で方向性が決まったら地域に説明する」という姿勢は180度転換し、跡地利用は区民の声や意見を聞き、協議会などを設置して検討すべき。

区長 体育館や校庭などを利用している団体も多くあることから、跡地活用にあたっては、こうした周辺地域の課題やニーズも踏まえつつ、地域の声を伺いながら検討する。

<すみだ区議団ニュース 第511号より>

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