墨田区が４月から学校給食費の値上げを強行したことに対して、区民から怒りの声が寄せられ、６月区議会でも大きな争点になりました。
日本共産党は、①物価高への対策が必要なときに、いっそうの負担増を押し付けるのは重大、値上げは撤回し、区が助成すること。②学校給食の完全無償化を国に強く求めるべきと、区に厳しく迫りました。
新日本婦人の会墨田支部からも、「学校給食費の値上げを撤回し、無償化をめざして公費助成を拡充してほしい」との陳情が提出され、子ども文教委員会で議論されました。
公明党は、４月の値上げは「ウクライナ情勢に起因する諸物価高騰を見越したものではなかった」などと値上げに賛意を示し、陳情の不採択を主張。
自民党は、「墨田区では、給食費は保護者負担、受益者負担としている」「憲法にいう無償化には給食費は含まれないと考える」と陳情に反対しました。
＜すみだ区議団ニュース 第521号より＞